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野菜購入もドライブスルーで 行き場失った食材を格安販売 仙台

野菜、果物、卵など28品を詰め合わせた「もったいない野菜セット」

 新型コロナウイルスの影響で行き場を失った飲食店やホテル向け食材を消費者に届けようと、仙台市の青果卸業「孝州(たかしゅう)」は5月から、車に乗ったまま買い物できる「ドライブスルー八百屋」事業に乗り出した。
 宮城野区の同社扇町第2センターで毎週火、木、土曜に「もったいない野菜セット」(28品3500円)などを販売する。全国で同事業を展開する大手青果卸業フードサプライ(東京)の協力を得た。
 セットの内容は毎回変わり、市価より2〜3割安い。「お得感があり鮮度もいい。密集を避けられる安心感もある」(宮城野区の女性)などと好評だ。
 孝州は4月以降、納入先のホテルや飲食店からの注文が急減。契約農家から仕入れる野菜などが行き先を失った。前沢亘社長は「廃棄処分をなくし契約農家を守った上で、これまで取引がなかった一般のお客さまにも喜んでほしかった」と話す。
 飲食店などからの注文はまだ「通常の3割程度」といい、ドライブスルー八百屋を6月末まで続ける予定だ。連絡先は022(222)9261。


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2020年06月03日水曜日


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