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「目黒のさんま祭」初の中止 25回の節目、気仙沼の実行委「残念」

 宮城県気仙沼市は2日、東京都で9月20日に開催予定だった「目黒のさんま祭」の中止を発表した。目黒区民センター一帯で開く「目黒区民まつり」の一環として開かれてきたが、新型コロナウイルスの影響で区民まつり自体が中止になったため。さんま祭の中止は1996年の開始以来初めて。
 落語「目黒のさんま」にちなむイベント。毎年、市民有志でつくる実行委員会の約100人が現地に赴き、気仙沼港に水揚げされたサンマの炭火焼き約5000尾の無料提供やすり身汁の販売、郷土芸能披露などで会場を盛り上げてきた。
 今年は市と目黒区の友好都市締結から10年、「さんま祭」は25回目の節目で、サンマを題材にした新作落語の募集など実行委が記念事業を検討してきた。開催の準備段階で十分な感染防止策が難しいとして、先月19日付の文書で区側から中止が伝えられた。実行委もバスでの移動中に「3密」が避けられないと判断した。
 実行委の梅津覚太郎委員長(70)は「四半世紀の節目で例年以上の意気込みだっただけに、中止は残念。すぐに切り替えるのは難しいが、来年に向けて企画を練りたい」と話した。


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2020年06月03日水曜日


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