宮城のニュース

宮城・大郷に貯蔵施設建設へ もみ乾燥、最大2000トン処理

新みやぎ農協のカントリーエレベーター建設地=宮城県大郷町大松沢

 新みやぎ農協(栗原市)は、宮城県大郷町にコメをもみのまま乾燥や貯蔵をする施設、カントリーエレベーターを建設する。昨年10月の台風19号豪雨で同農協の複数のコメ乾燥施設が浸水したため被害を受けにくい土地に施設を集約する。
 建設地は同農協所有の約7800平方メートルで、7月に造成を始める。台風19号豪雨では浸水しなかった。11月に着工し、2021年産米からの利用を目指す。総事業費は約11億2600万円で、国の交付金などを活用する。
 トラックに積載したまま計量できる方式を宮城県内で初めて採用する。従事者数が従来施設の3分の2で済むなど作業を効率化できる。もみ乾燥の最大処理能力は約2000トン。
 同農協によると、生産者への事前調査で約300ヘクタール相当の利用希望があったという。高橋英夫常務は「被災した生産者が新たな投資をせずに済む。施設整備を産地の競争力強化につなげたい」と話す。


関連ページ: 宮城 経済

2020年06月04日木曜日


先頭に戻る