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祭りがない夏も・・・活動発信 ねぶた師の竹浪さん、100日連続でインスタ投稿へ

初日に投稿された「鍾馗」のねぶた絵(竹浪比呂央ねぶた研究所のインスタグラムより)
インスタグラムに投稿するねぶた絵を墨で描く竹浪さん

 新型コロナウイルスの影響で今夏の青森ねぶた祭が中止になったことを受け、青森市のねぶた師竹浪比呂央さん(60)が、写真共有アプリ「インスタグラム」に、ねぶた絵の投稿を続けている。1日1枚のペースで100日続ける計画。「祭りがない夏も、ねぶた師としての活動を発信したい」と意気込む。

 絵の題材は「鍾馗(しょうき)」。病気や魔物を退散させる神様で、ねぶたの題材にも取り上げられてきた。全ての表情や構図を変える。縦27センチ、横24センチの和紙に描き、最終的に100枚を1双のびょうぶに貼り一つの作品にする。
 4月上旬に中止が決まり「頭が真っ白になった」と竹浪さん。大型ねぶたの制作は中断したが「何かしらの足跡を残したい」と作画を決め、1日に投稿を始めた。
 資金はインターネット上で寄付を募る「クラウドファンディング」の専用サイト「CAMPFIRE」で集める。目標金額は250万円。支援金額に応じ、竹浪さんのサインが入ったねぶた絵の絵はがきや直筆のねぶた絵色紙などを送る。
 下書きは既に100枚描き終わっている。墨で輪郭を描き、絵の具で色を付け仕上げる。絵を図録にして出版することも検討している。竹浪さんは「立体のねぶたは作れないが、毎年ねぶたを楽しみにしてくれている人に絵で応えたい」と話す。


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2020年06月04日木曜日


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