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村井知事「診断さまざまな手法で」 抗原検査導入も模索

ウェブ会議で検査態勢の拡充などを訴える村井知事

 新型コロナウイルス感染症対策などを協議した4日の全国知事会議で、村井嘉浩知事は「感染の早期発見が事態収束にとって重要だ」と強調し、PCR検査以外の診断手法を探るべきだと訴えた。感染の有無を簡易的に調べる「抗原検査」などの導入を模索する考えを示した。
 村井知事はウイルスのまん延を短期間で食い止める体制を早期に構築する必要性を指摘。PCR検査に比べ精度は劣るものの、迅速に判定できる抗原検査を念頭に「さまざまな手法の開発が不可欠だ」と述べた。
 4月の全国知事会ウェブ会議で自ら提案した9月入学制については、導入の妥当性を改めて主張。感染第2波が発生すれば再び休校せざるを得ないとして、「危機意識を持って議論されるべきだ」と国の見送り判断を疑問視した。
 終了後、取材に応じた村井知事は、唾液で検体を採取できる新たなPCR検査も視野に入れると説明。9月入学制に関しては「感染が再流行した場合、現行制度では(授業日数の観点から)休みたくても休めない子どもが出てくる。今後も意見したい」と議論継続に意欲を見せた。
 知事会の総合戦略・政権評価特別委員長として、各政党の公約に地方の意見が反映されるよう国政選挙向けの提言をまとめる方針も明らかにした。


2020年06月05日金曜日


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