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認可外の支援拡大を 仙台・保育園連盟 市に要望書提出

小林局長(左)に要望書を提出する庄子代表(中央)ら

 仙台市内8カ所の認可外保育施設でつくる「仙台認可外保育園連盟」は4日、新型コロナウイルス感染拡大に伴う登園自粛で、各保育園が厳しい経営状況に陥っているとして、支援拡大を求める郡和子市長宛ての要望書を市に提出した。
 代表を務める「おとぎの杜保育園」(青葉区)の庄子玲亜園長(40)ら9人が市役所上杉分庁舎を訪問。小林弘美子供未来局長に対し、認可施設と同等の支援を求める1231人の署名を添え、要望書を渡した。
 感染を防ぐために登園を自粛したり、保護者の勤め先の営業自粛で利用自体をやめたりする園児が相次ぎ「保育料収入が減り、経営危機に直面している」と説明。感染拡大の第2波で同じ状況に陥れば給与や固定費を支払えず、廃業する恐れがあると指摘した。
 市は認可外が登園自粛で保育料を減免した場合、相当額を助成することを決め、市議会6月定例会に提出する補正予算案に1717万円を計上した。だが、非課税世帯の0〜2歳児が登園自粛した場合のみ対象。3〜5歳児は保育料無償だが、小学生を預かる施設には支援が不十分という。
 庄子代表は「認可外は認可で補えない時間帯の保育を提供する。子どもの行き場がなくならないよう支援してほしい」と訴えた。
 小林局長は「認可外が抱える問題が新型コロナで顕在化したと思う。今すぐ対応策を示すことはできないが、国予算の動向も見て検討を進めたい」と話した。


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2020年06月05日金曜日


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