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無印良品が中山間地域で移動販売 酒田に社員移住、初の試み

無印良品の日用品を載せた移動販売の軽トラック

 生活雑貨店「無印良品」を運営する良品計画(東京)は4日、山形県酒田市の中山間地域で軽トラックによる移動販売を始めた。少子高齢化の進む地域の課題解決に向け、若手社員が発案して同市に移住し、自らハンドルを握る。同社初の試みだという。
 同社は昨年7月、酒田市と地域発展を目指す連携協定を締結。この時期に市内であった社内研修でアイデアを提案した若手社員の松本菜乃花(なのか)さんが、自ら今年3月に同市八幡地域に移住し、具体化にこぎ着けた。
 移動販売は毎週木、金曜に行い、八幡地域の中山間集落を巡回する。各日12カ所の計24カ所を巡り、20〜30分間ずつ停車。当面は無印良品で販売している化粧品や洗面用品、清掃用品といった日用品を扱うが、農産物や総菜などの食品も検討しているという。
 松本さんは「移動販売をしながら困り事を聞いたり、集いの場にしたりしたい」と意気込む。
 同社は八幡地域の日向コミュニティーセンターに「くらしラボ酒田」を開設し、コミュニティービジネス創出などに向けた調査・研究の活動拠点にしている。


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2020年06月05日金曜日


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