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東北3月の外国人宿泊者81%減 入国・渡航制限など直撃

 東北運輸局が4日発表した3月の東北の外国人宿泊者数(速報値)は、延べ1万6340人と前年同月(8万7750人)に比べ81%減少した。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、日本や諸外国が入国・渡航制限などの措置を取った影響が如実に表れ、東北6県全てで大幅に減少。全国は88%減った。
 2010年以降の3月の実績(グラフ)では、東日本大震災があった11年に次ぐ少なさ。10万人も視野に入った近年の上昇傾向からの急落に、運輸局の担当者は「4、5月はさらに悪化するだろう」と話す。
 各県別では岩手が2210人で89%減り、減少率が東北で最大となった。山形は87%減の1450人、福島は80%減の2440人。宮城は79%減の6080人、秋田は74%減の1130人、青森は73%減の3030人だった。
 国・地域別では、台湾が95%減の1450人、韓国は90%減の580人、タイが88%減の610人だった。宿泊者が最も多かったのは香港で62%減の2060人だった。
 東北の日本人宿泊者数は172万2220人と前年同月(250万2710人)と比べ31%減少。宮城が43万2120人で39%減と減少率が最も大きく、岩手は26万7190人で35%減った。全国は42%減少した。
 運輸局の調査は従業員10人以上の施設が対象。


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2020年06月05日金曜日


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