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ラジオで「とっておきの音楽祭」楽しんで 宮城のFM6局、7日に特番

昨年開催された音楽祭。障害のある人もない人も一緒に楽しんだ=2019年6月、仙台市青葉区の勾当台公園市民広場

 NPO法人とっておきの音楽祭(仙台市)は、宮城県内のコミュニティーFM6局と連携し、7日に特別番組「ラジオDEとっておきの音楽祭」を放送する。障害のある人もない人も一緒に楽しむ音楽祭は今年が20回目で、7日に市中心部で開催予定だったが、新型コロナウイルス感染症の影響で中止が決定。代わりにFMラジオとインターネットで、参加団体が披露したであろう演奏曲を流す。
 特別番組はラジオ3(青葉区)、エフエムたいはく(太白区)、fmいずみ(泉区)、なとらじ801(名取市)、エフエムいわぬま(岩沼市)、エフエムあおぞら(亘理町)で放送する。
 番組名を統一し、各局がそれぞれのプログラムを届ける。放送時間は午後1〜3時(エフエムあおぞらは2時まで)。参加団体が事前録音していた音源を各局で流し、計68団体の演奏曲を同時に楽しんでもらう。
 毎年の音楽祭は、市中心部の街角に設けたステージで合唱やロック、ジャズ音楽の演奏を披露する。特別番組は各FM局をステージに見立て、交流の輪が同時多発的に広がる音楽祭の盛り上がりを再現する。
 インターネット放送を利用すれば、全国各地で各局の番組を聴取できる。
 ラジオ放送と並行して、午後0時半〜3時半には動画投稿サイト「ユーチューブ」で動画も配信する。0時半〜1時、3時〜3時半にラジオ3から生配信するほか、視覚障害のある人も楽しめるように、ダンスや手話を交えた28団体のパフォーマンス映像を流す。
 音楽祭は2001年に始まり、昨年は全国から352グループ、約2550人が出演した。仙台発祥のイベントとして全国各地に開催が広がり、18年には全国ネットワークも発足した。
 NPO法人の菊地新生事務局長(46)は「音楽祭の中止は残念だが、ラジオで開催する初の試みで『アフターコロナ』にふさわしい新しい音楽祭の形を体感してもらいたい」と話した。


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2020年06月06日土曜日


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