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山形県、新規感染者ゼロ1カ月 高齢者らの感染予防課題

 山形県内で新型コロナウイルスの新規感染者が確認されなくなって、5日で1カ月が過ぎた。第1波では大蔵村の介護施設でクラスター(感染者集団)が発生したこともあり、重症化リスクが高い高齢者らの感染予防は重い課題。県は第2波到来を見据えて福祉施設での備えを強化し、経済回復にも力を入れる。
 県内では3月31日に感染者が初めて確認された。その後、ほぼ連日確認され感染が拡大したが、5月4日を最後に新規感染者は出ていない。同県の感染者69人は全員入院し、うち66人は既に退院した。
 県は第2波到来に備え、県内の福祉事業所全4000施設を対象に、感染防止策の強化と感染者発生時の事業継続に向けた仕組みづくりの支援を始める。
 対象施設に、対策のポイントを示したチェックリストを配布し、自主点検を促す。対策が不十分な施設には、各保健所に設ける「感染対策チーム」が改善に必要な支援や助言を行う。
 職場に感染者が出て濃厚接触した職員が出勤できなくなった場合に、法人内の別の施設や近隣の別の法人から応援を出すなど、職員相互派遣ネットワークの構築も支援する。
 県はまた、地元経済の回復にも目配りする。感染防止対策に取り組んでいる事業者に「新型コロナ対策宣言店」の木製プレートを交付し、県民が安心して飲食できる環境を整える。


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2020年06月06日土曜日


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