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高田松原運動公園の利用開始 岩手・陸前高田

第1サッカー場でボールを追う小学生たち。地元の高田FCの選手が黄色のユニホーム姿で相手と競り合った=6日午前10時15分ごろ

 岩手県陸前高田市が、東日本大震災で津波被害を受けた沿岸部に整備した高田松原運動公園の一部が完成し、6日に利用が始まった。朝から野球やサッカーの練習に励む子どもたちの元気な声が響いた。
 両翼90メートル、中堅115メートルの第2野球場では地元の高田一、高田東両中の野球部が練習試合を行った。高田一中3年の主将畠山琢磨さん(15)は「本格的な野球場での試合は初めて。今日の日がずっと楽しみだった」と声を弾ませた。
 第1サッカー場(1万1800平方メートル)では地元や近隣の少年サッカーチームが練習。真新しい人工芝の感触を確かめた。
 運動公園は、震災前より数メートルかさ上げした高田松原津波復興祈念公園内にあり、国道45号の北側に位置する。当初予定していた完成記念式典は新型コロナウイルスの影響で延期された。

[メモ]運動公園は約21ヘクタール。野球場、サッカー場がそれぞれ二つずつあるほか、遊具のある「こども広場」や多目的広場、屋内練習場、約1000台分の駐車場などを備える。総事業費は約46億円。芝の養生や工事の遅れで第1野球場(愛称・楽天イーグルス奇跡の一本松球場)、第2サッカー場、芝生広場の利用開始は夏ごろになる見込み。


2020年06月07日日曜日


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