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8世紀の原寸大「多賀城跡南門」復元 ようやく着手 24年度一般公開

復元される南門の完成イメージ図

 宮城県多賀城市が多賀城創建1300年の2024年に向けて復元を進める国特別史跡「多賀城跡」の南門(正門)復元工事の起工式が7日、現地であった。菊地健次郎市長ら関係者15人が参加し、工事の安全を祈願した。
 復元されるのは、多賀城が最も荘厳だったととされる政庁第2期(762〜780年)の原寸大の南門。古代東北の主要建材、クリ材を使用した朱塗りの木造2層構造で高さ約14メートル、幅約11メートル、奥行き約7メートル。周囲の高さ約5メートル、全長約45メートルの築地塀も復元される。
 11日には基礎工事が始まり、本年度中に1層部分の組み立てが完了する。南門は2022年度に、築地塀は23年度に完成させ、24年度の一般公開を目指す。
 菊地市長は「南門が完成すれば古代東北の中心・多賀城の一端が再現され、長く市民の誇りになると自負している」と語った。
 事業費は約15億円。1988年に構想が持ち上がって以降、94年の9.22豪雨や東日本大震災で度々、中断した。起工式も昨年秋ごろに予定されていたが、同年10月の台風19号の影響で半年ほど遅れ開催された。


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2020年06月08日月曜日


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