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宮城産ホヤ、8海域検査に 県漁協が再編要請へ

 宮城県産のホヤから国の規制値を上回るまひ性貝毒の検出が相次いだ問題で、県漁協(石巻市)は9日、県内のマボヤの監視海域を現行の3海域から8海域に再編するよう県に要請する方針を固めた。
 県漁協で同日あった漁業者との協議会で決めた。非公開の協議で漁業者らは、現行の北部、中部、南部3海域での検査では、規制値を下回る同じ海域の産地も一括で規制対象になっていると主張。まひ性貝毒の検査記録が多いホタテガイと同じ8海域にし、検査体制を迅速に確立するよう県に求めることで合意した。
 終了後、県漁協ホヤ部会の阿部次夫会長は「安全なホヤが消費者に届く仕組みを構築してほしい」と語った。参加した県の担当者は「検査海域の細分化は急務だと再認識した。早めに動きたい」と話した。
 マボヤは5月18日に中部海域で規制値を超えるまひ性貝毒が、記録の残る1992年以降初めて県内で検出された。同21日には北部海域でも確認された。両海域産は3週連続で規制値を下回るまで出荷の自主規制が続く。


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2020年06月10日水曜日


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