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山響をネットで支援 山形市、きょうからGCF

 新型コロナウイルス感染拡大によるコンサート中止で収入が激減している山形交響楽団を支援しようと、山形市は10日、ふるさと納税制度も一部活用して全国から寄付を募る「ガバメントクラウドファンディング」(GCF)を始める。
 音楽を通して街の活性化につなげるのが狙い。期限の9月7日まで7500万円を集めるのが目標だ。期間中に達成しなくても集まった寄付を受け取れる方式で実施する。
 インターネット上の特設サイトから寄付でき、市文化振興課に直接持参することも可能。市外在住の賛同者には、寄付額に応じて山響の演奏CDやシャインマスカット、山形牛などの返礼品を送る。
 寄付金は山響の運営資金のほか、まちなかでの演奏会や演奏付き食事会など音楽とまちの魅力を発信する取り組みに生かす。
 山響によると、感染防止のため、3月から一般公演や小中学校でのスクールコンサートなど約50公演が中止となっている。
 佐藤孝弘市長は8日の記者会見で「未曽有の危機の中で山響がプロオーケストラとして活動し、市民や子どもたちが身近に音楽文化を享受できるよう、温かい支援を頂きたい」と呼び掛けた。
 阪哲朗常任指揮者は「3月の無観客演奏では、観客のいない舞台がいかに空虚か痛感した。まちに根差す常任指揮者として、山形のためにできることを全力で追求する」と話した。


2020年06月10日水曜日


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