福島のニュース

福島県立医大病院で患者の携帯番号流出 69人分、医師名乗る男に

 福島県立医大病院は11日、患者69人の携帯電話番号を外部に流出させたと発表した。同病院の医師を名乗る男からの電話による問い合わせに、複数の事務職員が応じていた。男が番号を聞き出そうと挙げた名前は全て県立医大の卒業生で、卒業名簿が悪用された可能性がある。
 病院によると、男性職員が1、9日に計60人、別の男性職員が9日に2人、女性職員も9日に7人の番号を教えた。男は「患者に治療のことで連絡しなければならない」と説明し、照会したい人の氏名や年齢を伝えてきた。
 職員が電子カルテを検索したところ、受診記録がある患者とない人がいた。男は記録がないと「それならいい」などと言い、別の人の問い合わせに移った。
 不審に思った職員が9日に上司へ報告した。男が名乗った医師は現在は病院に勤務しておらず、成り済ましと判明。69人中8人に不動産投資や節税対策の勧誘電話があったが、漏えいとの関連は不明だという。
 また県立医大会津医療センターは11日、県会津保健福祉事務所に誤ったファクス番号を伝え、7日に患者の病状などを記した文書が第三者宅へ送信されたと発表した。同様のミスはほかに少なくとも昨年12月以降に3回あったという。


関連ページ: 福島 社会

2020年06月12日金曜日


先頭に戻る