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再生祈る「白」 潮風に揺れるハマボウフウ 名取・閖上

潮風に吹かれながら白い花を咲かせたハマボウフウ。訪れた人を楽しませている=15日午前11時10分、名取市閖上の海岸
再生した砂浜で清らかな白い花を咲かせるハマボウフウ=15日午前11時10分、名取市閖上

 東日本大震災で被害を受けた名取市閖上の海岸で、ハマボウフウが白い花を咲かせている。
 ハマボウフウはセリ科の多年草。閖上の海岸では砂浜1ヘクタール余りの範囲で群生している。津波で消滅しかけたが、NPO法人「名取ハマボウフウの会」が植栽や保護を続けてきた。
 同法人理事長の今野義正さん(77)は「震災から10年目を迎え、少しずつだが生息域が広がっている。活動を続け、かつて見事だった砂浜の風景をよみがえらせたい」と話している。
 砂浜は今、紫色のハマエンドウや、淡いピンクのハマヒルガオの花も咲き、初夏に彩りを添えている。ハマボウフウの花の見頃は6月下旬まで続く。


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2020年06月15日月曜日


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