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古関裕而、築館高の校歌作成で白鳥省吾に書簡 記念館が展示

古関が白鳥に宛てた書簡
コロムビア蓄音器会社吹き込み所で並ぶ(右から)白鳥と古関

 福島市出身の作曲家古関裕而(1909〜89年)が、宮城県栗原市築館出身の詩人白鳥省吾(1890〜1973年)に宛てた書簡を、同市築館の白鳥省吾記念館が展示している。5日に始まった企画展の特別展示。


 築館高の創立50年を記念する校歌の作成に関する1950年の書簡で、古関のアルファベット書きのサインの入った楽譜と併せて展示している。
 書簡は便せん2枚で、白鳥に依頼された校歌の作曲を了承する旨を伝える。古関は「他ならぬ白鳥さんからのお話ですので御引受け致します」「御上京の際はお立寄り下さい」などと記している。
 白鳥省吾研究会事務局の佐藤吉一さん(70)によると、40年に2人が共作した旧鶯沢町細倉小校歌があるという。「少なくともその頃には交流があった」と解説する。
 古関は、NHK連続テレビ小説「エール」の主人公のモデル。企画展では、コロムビア蓄音器会社吹き込み所で2人が並ぶ41年撮影の写真も展示している。
 記念館の担当者は「『エール』で古関が話題になっていることから特別展示を決めた。白鳥の他の詩人との交流と併せて見てほしい」と話している。
 企画展は来年3月末まで。開館時間は午前9時〜午後4時半。月曜、祝日休。入館料は一般210円、小中高生110円。連絡先は同館0228(23)7967。


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2020年06月16日火曜日


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