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蔵王のカフェで期間限定のし梅スイーツ 老舗菓子店とタッグ

のし梅のパンケーキ(右)とかき氷。手前はオリジナルカードと伝統菓子の乃し梅

 山形市のカフェ「庭園喫茶錦」と、同市の老舗菓子店「乃し梅本舗佐藤屋」がタッグを組み、佐藤屋が手掛ける山形名物の伝統菓子「乃し梅」のシロップを用いたパンケーキとかき氷を開発した。江戸期から続く地元の食文化を広く伝えようと企画し、喫茶錦で夏季限定の提供を始めた。
 のし梅パンケーキ(1100円)は焼いた生地に佐藤屋の「乃し梅のシロップ」を染み込ませ、クリームチーズと佐藤屋の梅ジャム「松兵衛の甘露梅」をのせた。のし梅かき氷(1200円)は氷と喫茶錦の黒蜜、乃し梅のシロップが層になっている。いずれも酸味と甘さが程よく調和する。
 注文すると、乃し梅の歴史や特徴を紹介するオリジナルカードと乃し梅1枚が付く。乃し梅は気付け薬や夏バテ予防としても重宝されてきた。
 1821年創業の佐藤屋を運営する佐藤松兵衛商店の佐藤慎太郎社長(41)は「連携は新たな視点をもたらし、若い世代に知ってもらうチャンスにもなる」と話す。
 蔵王山麓に2018年にオープンした喫茶錦は眺望に優れ、庭園の池でニシキゴイが泳ぐ。オーナーの山川まどかさん(32)は「伝統菓子の奥深い魅力を現代風にアレンジできた。夏の新名物になればうれしい」と語る。
 連絡先は庭園喫茶錦023(666)3303。


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2020年06月16日火曜日


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