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台風19号で浸水 宮城・丸森のこども園が復旧再開

復旧した園舎の前で感謝のメッセージを囲み、記念撮影する園児たち

 昨年10月の台風19号で浸水被害を受けた宮城県丸森町中心部の認定こども園「丸森たんぽぽこども園」が園舎の復旧工事を終え、園児たちが15日、8カ月ぶりに登園した。町内で最も多くの子どもたちが利用する保育施設に明るい声が戻った。
 本年度の園児は0〜5歳児141人。休園中は、北に約1.5キロ離れた舘矢間地区の「丸森ひまわりこども園」で受け入れていた。
 久々にたんぽぽ園へ通った園児たちは職員に迎えられ、楽しそうに過ごした。2児を預けた母親(27)は「自宅から近くなったし、もともと遊んでいた場所なので安心できる」と話した。
 園児は復旧の支援に感謝するメッセージを書き、園が近くに掲示した。
 八島都貴子園長は「環境が変わり、落ち着くまでに時間がかかる園児も多いと思うので、元気に過ごせるように対応したい」と述べた。
 たんぽぽ園は町社会福祉協議会が運営し、町役場の近くにある。木造平屋で約1600平方メートルの園舎は台風で床上25センチまで浸水し、建物の被害額は約2億2000万円に上った。国と県の補助も受けて床の張り替えと電気設備の修繕を進め、園庭の土を入れ替えた。遊具には傷みがあり、今後取り換える。
 ひまわり園は園庭に仮設園舎を建設し、たんぽぽ園の園児を受け入れていた。


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2020年06月17日水曜日


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