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「秋田、山口両県に不信感を残した」 小野寺元防衛相

小野寺五典衆院議員

 イージス・アショアの配備計画停止を巡り、元防衛相で自民党の小野寺五典衆院議員(宮城6区)は16日、河北新報社の取材に応じ「防衛省の説明のまずさがこの結果を招いた。(候補地の)秋田、山口両県に不信感を残した」と述べた。
 防衛省は、配備候補地の自衛隊演習場内などに迎撃ミサイルのブースターを確実に落下させられない「技術的な問題」を計画停止の理由に挙げた。
 地上イージス導入を閣議決定した2017年12月、防衛相だった小野寺氏はブースターの安全確保に関して「(在任時)十分配慮して対応する必要があると当然、認識していた。計画停止の理由については『えっ』というのが正直な印象だ」と話した。
 米国からは当時、技術的に対応できるという趣旨の説明があったことも明らかにした。また、防衛省として安全に運用できると地元に伝えてきたことから、「政府が率直におわびするしかない」と強調した。
 弾道ミサイル開発を進める北朝鮮などの動向を踏まえ、「(計画停止は)大きな問題がある。日本の安全保障は後退する。どのように国を守るのか、政府は併せて示さなければならない」と指摘。相手のミサイル発射台などを破壊する「敵基地攻撃能力」の保有を含めた検討を求めた。


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2020年06月17日水曜日


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