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地上イージス計画停止 河野防衛相「おわびしたい」 19日以降に秋田訪問

 秋田市の陸上自衛隊新屋演習場などが候補地となっている地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の配備計画の停止に関し、河野太郎防衛相は16日の閣議後記者会見で「地元に迷惑を掛けて申し訳ない」と陳謝した。新型コロナウイルス対策で東京都内外の往来が可能となる19日以降、秋田県を訪問する。
 河野氏は北朝鮮の弾道ミサイルが2017年度に日本上空を繰り返し通過したことに触れ、「日本の領土、暮らしを守る必要な装備だと配備に全力を挙げてきた」と正当性を改めて強調。その上で「このような判断になり、地元や納税者の皆さまにおわびしたい。日程を調整し、早急に地元へ伺う」と述べた。
 計画停止の理由は、迎撃ミサイルを発射後、ブースター部分を演習場内などに確実に落とせない技術的な問題だとし「認識が甘かった」と説明。地元との交渉難航が判断に影響を与えたとの見方に関しては「特にない」と否定した。
 会見に先立って開かれた衆院安全保障委員会では、計画停止に関する質疑が相次いだ。無所属で秋田市が地盤の寺田学氏(比例東北)は「安全保障はその都度適正な判断が欠かせず、今回の決定は英断だ」と評価。「限りある予算を必要な装備品に振り分けていくことが重要」と主張した。


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2020年06月17日水曜日


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