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仙台市立小のエアコン設置遅れ 市長ら市議会で陳謝

 仙台市議会6月定例会は17日、本会議を開き、代表質疑を続けた。郡和子市長と佐々木洋教育長は業務用エアコンの設置が遅れ、夏までに完了しない市立小学校51校の児童に対し「大変申し訳ない」と陳謝した。
 郡市長は2018年10月、全ての市立学校へのエアコン設置を表明。既に1年半が経過したことを重く捉え「(小学校の設置工事で)入札不調が続いたとはいえ、今夏までに整備できない小学校の子どもたちには申し訳ない」と述べた。
 市教委は代替策として、3億1500万円を投じて家庭用エアコンを1教室に1台配備する。佐々木教育長は発注済み工事の余り予算や延期できる工事の費用などを集め、財源を捻出すると説明した。
 新型コロナウイルスのPCR検査を担う市衛生研究所(若林区)を巡っては、施設規模を縮小する建て替え計画に異論が出た。郡市長は「機器の配置や動線を見直し、安全性と効率性を向上させる。衛生研が適切に使命を発揮できるよう取り組む」と理解を求めた。
 市は新型コロナの影響を踏まえ「経済成長戦略2023」「交流人口ビジネス活性化戦略」を感染収束が見えた段階で見直す方針を表明した。経済成長戦略は、市内の黒字企業の割合を23年度までに50%超とするなどの数値目標を掲げる。
 郡市長は新型コロナ特別措置法が定める政令市の権限に関し「より主体的かつ迅速に関与できる仕組みが必要」と不十分さを指摘。「全国の政令市でつくる指定都市市長会で議論を深め、国への(法改正の)要望も検討したい」と語った。
 庄司あかり(共産党市議団)辻隆一(社民党市議団)小野寺健(蒼雲の会)の3氏が質問した。


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2020年06月18日木曜日


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