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宮城上空に謎の白い物体 詳細、目的分からず

宮城県の上空で確認された白い物体=17日午前9時20分ごろ、仙台市青葉区の河北新報社本社屋上から撮影

 宮城県を中心に東北の一部で17日、上空に浮かぶ白い物体が目撃され、各県警に通報などが相次いだ。警察や自衛隊、気象台によると、物体の詳細や飛行目的は分かっていない。国土交通省仙台空港事務所によると、航空法に基づく申請や報告はなかったという。
 河北新報社には午前4時ごろから、目撃情報が寄せられた。仙台市青葉区の本社屋上でも午前8時半ごろ、南西方向に浮かぶ様子を確認できた。白い風船のような形状で、十字状の物がぶら下がっていた。
 宮城県警によると、ヘリコプターで接近できない高度3000メートル以上を浮遊していたとみられる。詳しい場所や経路は不明で、宮城県亘理町や白石市、大崎市など広範囲の住民から「空に白い物が浮かんでいる」との110番が17日夕までに約30件あった。
 同様の通報や連絡は、山形県警に1件、福島県にも数件あった。
 三重大大学院生物資源学研究科の立花義裕教授(気象学)は、気象観測に用いる「ラジオゾンデ」の可能性があるとの見方を示し「アジア大陸で放たれ、偏西風に乗って来たとも考えられる」と指摘した。


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2020年06月18日木曜日


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