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仙台市立小エアコン設置未完了 市議が発注方法を問題視「業者に責任転嫁するな」

 仙台市立小学校51校で業務用エアコン設置が夏までに完了しない問題を巡り、18日の市議会6月定例会一般質問で、工事の入札不調が続いたことが遅れの原因と説明する市に対し、議員が「業者に責任転嫁しているように聞こえる」と語気を強める場面があった。
 批判したのは加藤健一氏(蒼雲の会)。「市が3〜6校の設置工事をまとめて発注し、1件の予定価格が1億円を超えたため、入札に参加できる業者が限られ、入札不調を招いた」と発注方法を問題視した。
 市は事前に業界団体とも意見交換し、発注方法を決めたと強調。設置の遅れは入札当時、有資格者の確保が難しい状況で不調が続いため、工期を後ろにずらしたことが原因と説明した。
 これに不満をあらわにした加藤氏。「1業者にたくさん有資格者がいるわけがない。入札参加業者が多ければ確保できた」と反論し「『仙台市には全く問題がなく、業者に有資格者がいなくて工事が遅れた』との答弁に聞こえる」と憤慨した。高橋新悦副市長は「今回のことは、少し知恵が足りなかったと思う。結果として設置が間に合わないことは申し訳ない。今後、こういうことがあれば経験を生かし、取り組んでいかざるを得ない」と釈明した。


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2020年06月19日金曜日


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