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劇都仙台に再び熱気を 10−BOX、7月上演再開

「今は昔、栄養映画館」の稽古をする渡部さん(左)と松崎さん

 新型コロナウイルスの感染拡大で休館していたせんだい演劇工房10−BOX(仙台市若林区)での演劇上演が、7月1日に再開される。復活第1号公演は同市の俳優渡部ギュウさんと松崎太郎さんによるコメディー「今は昔、栄養映画館」(竹内銃一郎さん作、高橋菜穂子さん演出)で、1〜5日に上演。コロナ禍で公演中止が相次いだ劇都仙台に、芝居の熱気が戻ってくる。
 10−BOXは4月11日に休館し、今月1日から稽古用の施設貸し出しを再開している。劇場としての利用再開に当たり、施設を管理運営する市市民文化事業団は、(1)客席数を定員の80席から40席に半減(2)施設利用時間のうち最初と最後の30分の計60分を、換気や消毒作業の時間とする(3)観客の連絡先を把握する−などの感染防止対策を導入した。
 「今は昔−」は、自称映画監督と助監督が古い映画館で繰り広げる物語。2人は映画の完成レセプションの準備に追われる。あと5分で開会なのに、客の姿は見えない。監督のスーツの袖のボタンは取れ、てんやわんやの騒ぎが続く中で、ベストフレンドとはどんな存在かを描く。
 渡部さんは「しっかり安全対策を取り、冷静に再スタートを切りたい。コロナの時代に対応する公演ノウハウを蓄積し、若手にバトンタッチしたい」と抱負を述べる。松崎さんも「芝居ができてうれしい。慎重に事を運びながら、楽しく演じたい」と話す。
 開演は7月1〜4日が午後2時と7時、5日が午前11時と午後3時。一般は応援チケットとして4000円、学生2000円、中学生以下1000円。ヨネザワ・ギュウ・オフィス022(397)7662。


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2020年06月19日金曜日


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