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サイレンで災害へ備え呼び掛け 新潟・山形地震1年 鶴岡・温海

集落を巡回した消防団のポンプ車=18日午後7時15分ごろ、鶴岡市小岩川地区

 新潟・山形地震から1年となった18日、被害の大きかった鶴岡市温海地域の小岩川地区で、地元消防団がサイレンを鳴らし、災害への備えを呼び掛けた。初動対応や復旧支援に当たってきた市は、1年間を振り返る記録集を発行した。
 小岩川地区は海と山に挟まれた145世帯の集落で、地震で屋根瓦の落下被害が集中した。丸1年となる同日の午後7時ごろ、地区の消防団がサイレンを鳴らし、ポンプ車で集落内を巡回した。地区は毎年6月18日を「地震の日」と位置付け、地震や津波に備える意識を住民に喚起する機会にするという。
 鶴岡市も節目の同日、地震発生後の市などの対応をまとめた記録集をホームページで公開した。7月上旬に製本し、関係機関や支援に入った全国の自治体に配布する。
 記録集では、市職員や他自治体の応援職員、住民、団体関係者、ボランティアら計約40人が避難や物資提供、支援制度の設計・運用に関する経過や課題を証言。防災行政無線の稼働状況調査、住民・市職員向けアンケートの結果も付けた。
 今後の改善点として、避難情報発信の分業化や福祉避難所の迅速な開設、深夜帯の食料調達、幅広い支援制度の事前準備を挙げた。


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2020年06月19日金曜日


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