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東北とトルコ中高生がオンライン交流 防災テーマに情報交換

トルコに伝わる人形劇を使ったオンラインのプレゼンテーションと、視聴する参加者

 災害が多いトルコと東北の中学、高校生に防災に関する情報を共有してもらおうと、国際協力機構(JICA)トルコ事務所と土日基金文化センターは14日、テレビ会議システム「Zoom(ズーム)」を活用したオンライン交流会を開いた。
 宮城、山形、福島各県の中学生ら両国の約120人が参加。両国から5人ずつが代表となり、自国の災害事例や避難訓練の様子、防災グッズなどを紹介した。
 富谷市東向陽台中2年の前田結名さん(13)は避難訓練で学んだ「押さない、駆けない、しゃべらない」の頭文字を取った「おかし」を英語で説明した。トルコからは伝統の人形劇「カラギョズ」を使い、防災に関する知識を披露する参加者もいた。
 質疑応答で「楽しく防災に取り組める方法はあるか」「家族で防災のために取り組んでいることを教えてほしい」などの質問が出た。角川ドワンゴ学園N中等部2年の七島海希さん(13)=福島市=は「イスラム教徒のための災害非常食の存在を知った。考えが深まり楽しかった」と話した。
 両機関は5月から共同で、交流会を実施している。防災をテーマにした情報交換は今回が初めて。
 JICAトルコ事務所の所員エミン・オズダマルさん(58)は「トルコでも約10年前から防災教育を強化してきた。子どもたちのネットワークをこれからも大事にしたい」と語った。


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2020年06月19日金曜日


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