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名取の情報紙「閖上だより」創刊 復興だより後継「普通のまち」へ願い

新たな地域情報紙「閖上だより」

 東日本大震災の津波被害から復興まちづくりが進む宮城県名取市閖上で、地域情報紙「閖上だより」が今月下旬、創刊する。発行するのは市内の一般社団法人ふらむ名取で、3月に終刊した「閖上復興だより」の後継。代表の格井直光さん(61)は「本当の意味での復興に向けた再スタートとなる」と気を引き締める。
 創刊号はB4判カラー4ページの予定。題字は格井さんと親交のある神戸市の書道家野原神川(しんせん)さんに依頼し、閖上を象徴する日和山や、笑顔などをイメージして仕上げてもらった。
 1面は住宅が立ち並ぶ閖上の様子を写した大きな写真を配置し、格井さんが「新しい閖上を発信していきたい」と決意を表明。2、3面には郷土の歴史を紹介する連載コーナーやスタッフのコラムを設けた。
 地域の話題欄では、4月中旬の暴風雨で倒木した市登録文化財「閖上土手の松並(あんどん松)」や、国の河川防災ステーションの一角に建立された石碑「両親感謝の碑」など4件の記事を掲載した。
 ふらむ名取は今年3月、8年半続けてきた地域情報紙「閖上復興だより」の発行を第60号で終えた。新たな情報紙創刊に当たり、格井さんは「住民の自立を意識し、閖上が普通になるようにとの思いを込めた」と話す。
 創刊号は3000部発行。閖上地区の住民に無料で配るほか、1口5000円の賛助会員らに郵送する。年4回発行し、次回は9月の予定。ふらむ名取は賛助会員を募集している。
 連絡先は格井さん090(3583)1359。


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2020年06月21日日曜日


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