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村田の紅花が収穫期、台風被災で生育数激減も鮮やかに

つぼみが開き始めた紅花

 江戸時代に紅花交易で栄えた村田町で、紅花が収穫期を迎えている。昨年10月の台風19号で畑が浸水被害を受け、生育数は例年の5分の1以下に激減している。
 沼辺地区の農業二瓶養作さん(65)の約300平方メートルの紅花畑は台風で浸水し、大量の汚泥が流れ込んだ。今年も鮮やかなオレンジや黄色の花を咲かせているが、二瓶さんは「何とか泥をかき出したが、明らかに生育数は少ない」と顔をしかめた。
 収穫は今月いっぱい。町内の道の駅村田に観賞用として出荷される。
 村田町は江戸時代に各地の紅花が集まり、染料や口紅の原料として江戸などに運ばれた。町内の生育農家は現在、数軒しかない。


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2020年06月22日月曜日


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