岩手のニュース

三鉄、4月乗客半減 団体客わずか42人

 第三セクターの三陸鉄道(岩手県宮古市)は22日、4月の乗車人員が前年同期比47.3%減の4万9930人だったと発表した。運賃収入は60.2%減の2777万円。新型コロナウイルス感染症が響いた。
 このうち団体客は99.1%減の42人。128件、5126人のキャンセルが生じた。通勤通学の定期券利用は24.9%減の3万8700人だった。
 盛岡市内で株主総会と取締役会があった。終了後に記者会見した中村一郎社長は「今後もV字回復は厳しい。東北の主要な夏祭りが中止のため連動ツアーがなくなった。個人旅行客の呼び込みに努めたい」と話した。
 2019年度決算も承認された。純利益が1億5122万円で4年ぶりの黒字。
 台風19号被害があったが、JR東日本からの旧山田線(宮古−釜石間)移管に伴う交付金と、県や沿線市町村からの補助金計10億1600万円があった。経常損失は4億348万円で26年連続赤字。
 役員人事では佐々木淳県ふるさと振興部長が取締役に選任された。


関連ページ: 岩手 経済 新型コロナ

2020年06月23日火曜日


先頭に戻る