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小学校への家庭用エアコン配備36校に 仙台市が設置数縮小

 仙台市教委は23日、業務用エアコン設置を進める市立小学校のうち、新たに14校で7月27日までに設置が完了する見通しになったと明らかにした。家庭用ルームエアコンを1教室に1台ずつ配備する学校は、5月末時点の51校から泉区の根白石小を除く36校に縮小した。
 23日の市議会6月定例会市民教育委員会で、佐々木洋教育長が説明した。7月23〜26日の4連休も業務用の工事を実施するなどし、14校で設置完了を工期より前倒しする。通常は夏休みの21、22日に設定した授業日には間に合わない学校が数校あり、2日間は業務用扇風機でしのいでもらう。
 家庭用を代替配備する36校には、当初想定した14畳用ではなく17畳用のエアコンを取り付ける。仮設の発電機による電力確保を見直し、電線から直接電力を引き込む形としたため、冷房能力の高いエアコンの配備が可能となった。一般的な教室は38畳の広さがある。
 根白石小は市内唯一の木造校舎。建物の強度に問題があり、業務用も床置き式を設置する計画だが、7月27日には間に合わない。家庭用の取り付けも難しいため、移動式冷風機と業務用扇風機で暑さに対処する。
 家庭用エアコンの配備費は計2億2900万円で、当初の計3億1500万円から8600万円圧縮した。内訳は工事費が2億1900万円で4500万円減。仮設発電機のリース料5100万円が、電力引き込み工事費1000万円に変わった。
 家庭用エアコンを巡っては、教室の広さに見合う台数が配備されず、児童の熱中症が懸念されるとして、増設を求める声が6月定例会の質疑で相次いでいる。


2020年06月24日水曜日


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