宮城のニュース

<楽天>弓削、きっちり7回途中無失点 頼りのカーブ制球抜群

日本ハム戦に先発し、7回途中無失点と好投した東北楽天の弓削(佐藤琢磨撮影)

 見事に大役を果たした。東北楽天先発の2年目弓削が、ホーム開幕戦で七回途中3安打無失点で今季初勝利を飾った。「不安な部分もあったが、ほっとしている」。無観客の球場のお立ち台で、満面の笑みがこぼれた。
 緩急を生かした投球が抜群だった。この日は特にカーブの制球が良く、110キロ台の球を相手打者の内外角に厳しく決めて、130キロ台後半の直球を振り遅れさせた。
 80球を超えた七回は疲労から、先頭の中田に初めて四球を与えた。窮地を招きかねない場面で頼ったのが、やはりカーブだった。続く渡辺、王柏融から決め球として連続で空振り三振に仕留め、マウンドを救援陣に託した。
 「開幕前の練習試合では、細かい制球が課題だったので、ストライク先行でいけて良かった。カーブを軸に組み立てられた」と納得の表情を浮かべる。三木監督は「逃げることなく、打者に向かっていったのが良かった」とたたえた。
 弓削は昨年7月、日本ハムを相手にプロ初勝利を完封で飾った。だが、その後は精彩を欠き、シーズン終盤は中継ぎに回った。「ここで満足せず、次に向けて準備したい」。昨季の反省を生かそうとする強い覚悟をのぞかせた。
(狭間優作)


2020年06月24日水曜日


先頭に戻る