広域のニュース

東北百貨店、5月売上高42.5%減 下落幅は前月より縮小

 東北百貨店協会が23日まとめた5月の百貨店(8社14店)の売上高概況は前年同月比42.5%減の62億円と8カ月連続のマイナスだった。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言を受けた臨時休業が影響した。下落幅は過去最大だった4月(55.1%)から縮小した。
 衣料品は春物、初夏物が振るわず51.4%減。イベント中止などで外出する機会が減ったことも響いた。身の回り品も52.2%減と大きく落ち込んだ。高級ブランド品や旅行用品が売れなかった。
 雑貨は44.6%減。化粧品は売り場での施術を自粛したため、新商品の売り上げを伸ばせなかった。外商担当が顧客宅への訪問を控え、美術や宝飾が動かなかった。
 食料品は29.7%減。食品フロアのみの営業を継続し、生鮮食品は4.7%減に抑えた。北海道や四国の物産展が中止になり、菓子や総菜が不調だった。
 地区別では仙台45.6%減、仙台以外39.4%減。仙台市内の百貨店の休業期間が長引き、差が開いた。仙台の外国人観光客免税売上高は59.2%減の1100万円。客数は95.7%減った。
 協会の担当者は「6月に入ってブランド品や子ども服が好調で、買い控えの反動が見られる。前年並みに近づく店もあるが、4、5月分のマイナス分を取り戻せるほどではない」と話した。


関連ページ: 広域 経済 新型コロナ

2020年06月24日水曜日


先頭に戻る