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宮城・女川町が4事業所と災害協定 原子力災害の海路輸送も

段ボールベッドに座り、協定書を手にする今野社長(左)と須田町長

 宮城県女川町は24日、災害時の住民避難や物資供給に関し、町内に拠点を構える4事業所と協定を締結した。
 協定を結んだのは、離島航路事業所のシーパル女川汽船と潮プランニング(ともに女川町)、今野梱包(石巻市)、社会福祉法人永楽会(大衡村)。離島からの緊急避難や避難所への間仕切りの提供、要配慮者の受け入れなどで4社がそれぞれ町と協力態勢を取る。
 町の有人島の出島と江島には計約160人の住民が暮らす。原子力災害で島民の緊急避難が必要になった場合、シーパル社と潮社の2社が海路輸送を担う。
 町役場で調印式があり、シーパル女川汽船の須田菊男社長は「離島航路を知り尽くす立場として、安全で迅速な緊急輸送ができるよう協力したい」と話した。
 段ボール製のスーパーカー「ダンボルギーニ」製作で知られる今野梱包は、強化段ボール製のベッドや間仕切りを避難所に提供する。今野英樹社長は「身近な素材と梱包資材の製造技術で何が作れるか、今後も考えていく」と語った。
 須田善明町長は調印式でのあいさつで「地元の支援はとても心強い。最善の備えをしたい」と述べた。


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2020年06月25日木曜日


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