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東北電力株主総会、初の本店開催 原発再稼働方針改めて強調

初の本店開催となった株主総会の受付にはパーティションが設けられた=25日午前9時ごろ、仙台市青葉区の東北電力本店

 東北電力は25日、仙台市青葉区の本店で株主総会を開き、東日本大震災以降、停止している女川原発(宮城県女川町、石巻市)と東通原発(青森県東通村)の再稼働を目指す方針を改めて強調した。
 本店での開催は初めて。新型コロナウイルス感染拡大を受け、会場を例年の電力ホール(青葉区)から変更した。入り口で検温を実施したほか、受付には飛沫(ひまつ)を防ぐビニール製のパーティション(間仕切り)を設置。株主の座席は間隔を空けた。出席した株主は1989年以降で最も少ない141人だった。
 総会で会社側は、2月に原子力規制委員会の審査に合格した女川2号機について、2020年度を目指した安全対策工事の完了時期を22年度に見直したことを説明。安全対策工事費は3400億円程度で変わらないと報告した。
 4月に就任した樋口康二郎社長は「安全確保を大前提に地域のご理解を頂きながら早期再稼働を目指す」と強調。株主からは「審査に合格したからといって、安全性が保証されない施設を再稼働させるべきではない」などの意見が出た。
 市民団体「脱原発東北電力株主の会」は、原子力発電の禁止などを求める定款の一部変更6件を提案したが、いずれも否決された。


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2020年06月25日木曜日


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