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青森ねぶた中止で制作機会失った14人が合作へ CFで費用2500万円募る

合作ねぶた制作に向けた資金を募るCFのサイト
合作ねぶたのイメージ図

 新型コロナウイルス感染拡大に伴う青森ねぶた祭の中止で、制作機会を失ったねぶた師14人に大型ねぶたを合同で作り上げてもらおうと、青森観光コンベンション協会は24日、制作費を募るクラウドファンディング(CF)を始めた。ねぶた師全員で大型ねぶたを合作する初の試み。目標額に達すれば、来年の祭りで運行する。
 題材は「薬師如来・玄奘三蔵(げんじょうさんぞう)と十二神将」。薬師如来と玄奘三蔵を主役に据え、十二神将を周囲に配す。メーンの2体はベテランの「ねぶた名人」が手掛け、ほかは12人が担当する。合体させて完成すると幅約7メートル、高さ約5メートルの大きさになり、大型ねぶたとほぼ同じになる。
 協会によると、薬師如来と十二神将に病気平癒の願いを込め、仏教発展のために過酷な旅をした玄奘三蔵(三蔵法師)の不屈の精神に、ねぶた師の情熱を重ねたという。
 第1目標額1000万円を上回れば、9月に制作を始める。12月下旬から青森市の観光施設「ねぶたの家 ワ・ラッセ」で展示。運行費用を含む2500万円に達したら、来年8月の祭りで披露する。
 募集は8月7日まで。CFサイト「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」で申し込む。寄付額は個人が3000〜10万円、会社や団体が10万〜50万円。個人への返礼品は、ねぶた面をデザインしたグッズなど。企業・団体はCFページに広告掲載もできる。
 協会の担当者は「企画を成功させ、ねぶた師の『ねぶたを作りたい』という気持ちを後押ししたい」と呼び掛けている。


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2020年06月25日木曜日


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