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秋田知事「ほっとした」 地上イージス撤回、計画ずさんと批判も

佐竹敬久知事

 イージス・アショア配備計画の撤回を受け、配備候補地とされてきた陸上自衛隊新屋演習場(秋田市)を抱える秋田県の佐竹敬久知事と穂積志市長は25日、撤回を歓迎する一方、ずさんな計画を進めてきた国に改めて疑問を呈した。
 佐竹知事は同日朝、河野太郎防衛相から国家安全保障会議(NSC)で計画撤回が認められたことを電話で説明された。「まずはほっとした。非常にスピーディーにやってもらった」と述べ、15日の計画停止表明から短期間での断念決定を評価した。
 一方で「これまで(配備計画の)十分な検証や是正がなかったのは非常に遺憾。現地調査をしておらず、最初からずさんだった」と批判。新屋地区の住民に対する国の謝罪が必要との考えを強調した。
 穂積市長は、撤回で住民の安心安全を確保できたとした上で、「当初から新屋ありきの感は否めない。安全性、住宅地との距離などの問題を考慮すべきだった」と指摘した。
 配備計画が浮上してからの約2年半を振り返り、「地方自治体として国の専権事項に対抗できるのか悩んだ。国とのはざまで心を痛めた」と語った。


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2020年06月26日金曜日


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