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ギンザケ「銀王」環境認証ゲット イオン90店舗で発売

ASC認証のラベルを付けたギンザケが並ぶ売り場=仙台市若林区のイオンスタイル仙台卸町

 イオンリテール(千葉市)は26日、環境配慮型養殖を後押しする国際機関「水産養殖管理協議会(ASC)」の認証を受けた宮城県女川町の水産業マルキンが養殖したギンザケ「銀王」を、県内と首都圏の約90店舗で発売した。ギンザケ養殖でのASC認証取得は国内で初めて。
 マルキンが5日に取得したASC認証は、餌に使う魚粉の原材料となる魚まで持続可能な管理を求める。いけすが汚染されていないかどうかも審査基準で、マルキンは沈殿しにくい餌を採用し、いけす内の酸素量や水温を常時モニタリングするシステムも導入した。
 仙台市若林区のイオンスタイル仙台卸町の特設売り場には認証ラベルを付けた切り身が並んだ。早速手に取った宮城野区の無職小野寺勝彦さん(75)は「ギンザケを煮てポン酢で食べるのが好き。環境に優しい養殖方法だと知り、また買ってみたい」と話した。
 マルキンは認証取得に向け、17年から環境団体や関係企業と養殖方法の改善に取り組んできた。鈴木真悟常務(32)は「輸入品と肩を並べ、国産の地位を確立するため国際認証を取得した。認証が広がれば、消費者が選ぶ基準になる」と話した。
 イオンはギンザケを含め、ASC認証を受けた12魚種21品目を展開する。


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2020年06月27日土曜日


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