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岩手・平泉 六芒星ゆかり達谷西光寺 観光再生へ仏師が作品展

釈迦の弟子の仏像を並べる佐久間さん

 新型コロナウイルス対策の移動自粛要請が全面解除されたのを受け、岩手県平泉町の古刹(こさつ)、達谷西光寺(たっこくせいこうじ)に参拝客を呼び戻そうと、一関市大東町の仏師・佐久間渓雲さん(63)が、同寺で仏像作品展を始めた。7月5日まで。
 境内の御供所(ごくしょ)には、高さ約1メートルの釈迦(しゃか)の弟子10人の木像を展示。全てが北海道の寺院から依頼を受けて制作中の仏像で、深い茶色や黒色など漆の塗り重ね具合によってさまざまな表情が楽しめる。
 高さ約1.8メートルの釈迦如来坐像(ざぞう)のほか、近隣自治体在住の作家による漆器や木工芸品も展示している。佐久間さんは仏像の制作や修復で寺に関わった縁で作品展を企画。「コロナ禍以前のように観光客でにぎわう平泉に戻ってほしい。仏像を見れば心穏やかにもなれる」と語る。
 達谷西光寺は802年に坂上田村麻呂が建立したと伝わり、境内にある達谷窟毘沙門堂(たっこくのいわやびしゃもんどう)は日本最大規模の窟堂として知られる。岩手県を新型コロナ感染から守ると話題になっている「岩手の六芒星(ろくぼうせい)」を結ぶ場所としても注目されている。
 午前10時〜午後4時。入場無料。


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2020年06月28日日曜日


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