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<いぎなり仙台>食い支えっぺ! 明ぼ乃(うなぎ店) うなぎ弁当 伝統のたれ 毎朝つぎ足し

創業以来変わらない製法で作るうなぎ弁当

 壱弐参(いろは)横丁(仙台市青葉区)にある1868(明治元)年創業の老舗うなぎ店「明(あけ)ぼ乃(の)」。定番のかば焼きはさらっと甘めで、身はふわっと軟らかい。思わず飲み込むのをためらってしまう絶品。常連客も多い。
 ウナギは店舗横の井戸水に打たせて身を引き締める。背開きし、串を打ち、焼いて蒸す。たれをつけては焼く作業を4回繰り返す。
 4代目店主、佐々木公生(こうせい)さん(72)のポリシーは「奇をてらわないこと」。国産ウナギを岩手県産の白炭で焼く。米は丼物と相性が良い宮城県産ひとめぼれ。創業以来伝統のたれを毎朝つぎ足しして使う。仙台空襲の際、2代目は店の命であるたれを入れたかめを土に埋めて守った。
 最近はインターネットの口コミもあってか、来店もテークアウトも新規の若い客が増えたという。
 佐々木さんは「昔ながらのやり方で、お客さまが満足できるものを出し続ける。たまには自宅でもぜいたくな気分を味わってほしい」と笑顔で話す。
(伊藤恭道)

[メモ]午前11時半〜午後3時(材料がなくなり次第終了)。日曜祝日定休。テークアウトはうなぎ弁当のみ。2000円、2900円、3500円の3種類あり、電話予約が必要。仙台市青葉区一番町2の3の28、壱弐参横丁内。連絡先は022(221)5808。


2020年06月29日月曜日


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