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仙台空襲の「爆撃中心点」にプレート 市民有志、75年迎える7月10日に設置

「仙台・空襲研究会」のメンバーと資料を整理する新妻さん(右)
設置されるプレートのデザイン(「仙台空襲を記録する有志一同」提供)

 1945年の仙台空襲から75年を迎える7月10日、米軍が焼夷(しょうい)弾投下の目標にした「爆撃中心点」を示すプレートが、仙台市中心部に設置される。市民有志が「戦災の記憶を後世に伝えよう」と企画した。

 中心点は、現在の青葉区中央2丁目、クリスロードと東三番丁の交差する辺り。A2判のアクリル板が、桜井薬局ビルの壁面に掲げられる。
 プレートのタイトルは「仙台空襲を記憶する場」。米軍の偵察機が仙台を空撮し、攻撃エリアを定めた合成写真図(米国立公文書館所蔵)や解説文が載る。
 設置の計画は、市民グループ「仙台・空襲研究会」(新妻博子代表)のメンバーらが進めてきた。第2次世界大戦終結から時が過ぎ、戦争の記憶が薄れていくのを危惧し、モニュメントを残そうと寄付を募り、資金を集めた。
 仙台空襲では、123機の米軍爆撃機B29が市中心部を夜襲。約500ヘクタールが焼け野原となり、市民1399人が犠牲になった。
 75年前の「現場」は今、戦災からの復興を遂げて買い物客でにぎわう。「戦禍の歴史を忘れず、今の平和をより確かなものにしてほしい」と、新妻さんら有志は願う。
 研究会は7月10日〜8月31日、青葉区の市戦災復興記念館で開かれる特別展にも協力。市内に残る防空壕(ごう)を写真パネルなど約50点の資料で紹介する。入場無料。
 プレートへの募金は1口1000円で、7月9日まで継続している。連絡先は新妻さん022(271)5574。


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2020年06月29日月曜日


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