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「大曲の花火」中止決定 73年ぶり

大曲の花火=2019年8月31日、秋田県大仙市

 秋田県大仙市の全国花火競技大会「大曲の花火」の大会委員会は29日、市役所で会合を開き、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、8月29日に予定していた大会の開催見送りを正式決定した。大雨に見舞われた1947年以来、73年ぶりの中止となる。
 会長の老松博行市長は会合後の記者会見で「会場内は感染防止対策を講じられるが、会場外は難しい」と述べた。開催予定だった8月29日には観客が集まらないよう時間や場所を伏せて「サプライズ花火」を打ち上げるという。
 共催する市は5月下旬、9月末まで大規模な祭りやイベントを市内で開催しないよう各主催者に要請した。大会委は「地域経済や全国の花火大会に与える影響が大きい。慎重に判断する必要がある」として観覧券発売日直前の6月末まで可否判断を延ばしていた。
 大曲の花火は1910年に奥羽六県煙火共進会として始まった。全国28の花火業者が日本一を争い、約1万8000発を打ち上げる。例年70万人以上が訪れている。


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2020年06月30日火曜日


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