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秋田おばこ農協巨額未収金 卸売会社、7億円返済へ

 秋田おばこ農協(大仙市)が宮城県北の米卸売販売会社との間に12億5600万円の未収金を抱えている問題で、同農協は29日、秋田県美郷町で総代会を開き、2033年度までに卸売会社が7億円を分割返済する和解案を賛成多数で可決した。同社が滞りなく返済した場合、残る5億5600万円の返済は免除する。同社も和解案に了承しているという。
 和解案によると、同社は7億円のうち計8000万円を18、19年度に返済しており、残りの6億2000万円を20年度から14年間、毎年3000万〜5500万円ずつ支払う。会社、社長ら役員がそれぞれ所有する不動産に抵当権を設定することも条件としている。
 非公開で行われた総代会で、農協側は「卸売会社の経営が悪化しており、1円でも多く回収するための苦渋の決断だ」と理解を求めたという。出席した60代の男性組合員は「納得のいく内容ではないが、やむを得ない。しっかり回収してほしい」と話した。
 総代会後、小原正彦組合長は記者会見し「強制執行も考えたが、組合員の利益のためには和解が現時点で考え得る最良の方法だと思う」と語った。


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2020年06月30日火曜日


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