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ベガルタ支援「難しい」 仙台市長、再建協議見極め判断

郡和子仙台市長

 郡和子仙台市長は30日の定例記者会見で、サッカーJ1仙台などを運営するベガルタ仙台(仙台市)の経営難を救うため、市が財政支援する可能性に関し「今の段階ではかなり難しい」と否定的な考えを示した。
 同社は7月中旬に株主らによる経営検討委員会を設置し、再建策を協議する。市は大株主として検討委に参加する予定で「県や他の株主との話し合いで、どういう議論の流れになるのか見極めたい」と語った。
 郡市長は仙台の熱烈なサポーターで知られる。「ベガルタは市民球団で『スポーツの街仙台』の大きな柱の一つ。市民やサポーターの期待を背負っている」と存在を評価し、週末のJ1開幕に向け「わくわくしている」とエールを送った。
 市内の飲食店を訪れた4人が新型コロナウイルスに感染したことには「やはりウイルスは周りにあり、クラスター(感染者集団)の可能性もすぐ近くにある」と危機感を募らせた。繁華街での感染拡大の懸念には「東京などのようなケースは見られない」と述べた。
 飲食店は予約制で利用客は全員把握できたとして、店名公表には慎重な立場を示したが「どういう店なのか心配な人もいるだろう。今後、新たな情報が出れば公表もあり得る」とした。
 市立小学校への家庭用エアコン配備で既存予算を財源に流用したことに対し、市議会に「補正予算を出すべきだった」との指摘があることには「補正を出せば(審議のために)配備が遅れていた。一日も早く設置するには予算流用が最も妥当だった」と反論した。


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2020年07月01日水曜日


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