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あおり運転厳罰化 宮城県警が陸空連携で取り締まり

取り締まりに向かうパトカー=30日午前9時10分ごろ、東北自動車道仙台宮城インターチェンジ

 改正道交法が30日に施行され、走行中に車間距離を極端に詰めたり、不必要な急ブレーキをかけたりする「あおり運転」の罰則が厳しくなった。近年、被害を訴える相談が数多く寄せられており、宮城県警はヘリコプターとパトカーで取り締まりに当たっている。
 改正道交法は、あおり行為を妨害運転と定義。違反した場合、免許を取り消される。交通反則通告制度の対象ではなく、3年以下の懲役か、50万円以下の罰金刑を受ける可能性もある。従来は、普通車で3000〜9000円の反則金にとどまる例が大半だった。
 県警高速隊は30日、東北自動車道仙台宮城インターチェンジで取り締まりの出動式を実施。パトカー10台に分乗した隊員が、航空隊のヘリコプター「くりこま」と共に県内の高速道路の警戒に当たった。高速隊によると、車間距離不保持が1件見つかったという。
 県警によると県内で「あおられた」という相談が19年は447件、20年は5月末時点で既に379件寄せられた。岩間健二隊長は「万が一、被害に遭った時はパーキングエリアなどで車を止め、110番してほしい」と呼び掛ける。

[妨害運転](1)車間距離不保持(2)必要のない急ブレーキ(3)不必要なクラクション(4)幅寄せ−など10種類の行為が取り締まりの対象となる。違反点は重い飲酒運転と同じ25点で、2〜5年間は免許を再取得できなくなる。高速道路上で他の車を止めるなど著しく危険なケースは、違反点が35点となり、5年以下の懲役か100万円以下の罰金刑が科される場合がある。


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2020年07月01日水曜日


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