宮城のニュース

コロナで震災復興事業に遅れ 宮城知事が国に支援要望

田中復興相(中央)に要望書を手渡す村井知事(左)

 宮城県の村井嘉浩知事は1日、新型コロナウイルスの感染拡大で東日本大震災の復興事業に遅れが生じているとして、特段の財政措置を田中和徳復興相に要望した。村井知事の東京都入りは2月9日以来、約5カ月ぶり。
 復興庁を訪れ、田中氏に要望書を手渡した村井知事は「被災者に対面で支援する心のケア事業に支障が出ている」と説明。田中氏は「県と連携し、着実な復興に努める」と述べた。
 要望書では、新型コロナの影響で復興事業の本年度内完了が難しくなっており、来年度への繰り越し手続きの簡素化や補助金の再交付など柔軟な対応が必要と指摘。地方税の減収を見越した財政支援や観光需要を喚起する施策も求めた。
 村井知事は意見交換後、「国の税収が減るのは間違いないが、復興は安倍内閣の一丁目一番地の政策。復興財源だけは確保してほしい」と話した。


2020年07月02日木曜日


先頭に戻る