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クマ対策、市町村を支援 秋田県が東北初のセンター設置

ツキノワグマ被害対策支援センターの沢田センター長(左から2人目)ら4人

 秋田県は1日、クマ被害に関する市町村からの相談対応や被害対策の立案を担当する「ツキノワグマ被害対策支援センター」を県自然保護課内に設置した。ツキノワグマ対策に特化した組織を設けるのは東北では初めて。
 センター長は同課の沢田智志課長が兼務し、専門知識を持った職員3人の計4人で対応する。各市町村の鳥獣被害対策の担当者ら向けのホットラインを設けた。専用スマートフォンを用意し、24時間体制で相談を受け付ける。
 被害が起きた場合には現地に駆け付け、クマの移動経路などを分析して対策を助言する。専門研修などを通じて被害対策を担う人材の育成に取り組むほか、対策の企画・立案、普及啓発も行う。
 県内のツキノワグマの目撃件数は本年度、6月末時点で289件(前年度同期比49件増)、人身被害件数は3件(同2件増)。近年はクマが市街地に出没するケースが増加し、対策が急務となっていた。
 県庁であった開所式で鎌田雅人生活環境部長は「市町村の意見を取り入れ、クマ対策の充実に貢献してほしい」と激励。沢田センター長は「実効的な対策が打ち出せるよう職員一同で取り組む」と話した。


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2020年07月02日木曜日


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