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J1仙台の経済効果 1億円減の23億円 19年、観客減響く

昨シーズンのホーム最終戦でスタンドから懸命に声援を送るサポーター=2019年11月

 サッカーJ1仙台による2019年シーズンの宮城県内経済効果が前年より1億円少ない23億円だったことが、県の試算で分かった。1試合平均の観客数は統計を取り始めた06年以降、3番目に低い水準にとどまったことが響いた。
 経済効果の内訳は入場料や交通費、飲食費、グッズ購入などの直接効果が1億円減の15億円。直接効果から各種産業への波及効果は、前年と同じ8億円。
 ホームゲームは前年と同じ21試合。年間観客数は前年比4.9%減の27万8662人。1試合平均は1万3270人で17年(1万2596人)、09年(1万3120人)に次ぐ少なさ。日帰りの観客1人当たりの消費額は445円増の5510円で過去最高。グッズの売り上げが好調だった。
 新型コロナウイルス感染症の影響で2月下旬から中断しているJ1リーグ戦は今月4日に再開し、仙台は敵地で湘南と対戦する。
 県五輪・パラリンピック大会推進課の担当者は「新たなファンの獲得ができず、観客数が伸び悩んでいる。今季は新型コロナの感染防止で観客数は制限され、経済効果は相当落ち込むのではないか」と話した。
 調査はクラブを運営するベガルタ仙台への聞き取りとベガルタ仙台・市民後援会が実施したアンケートを基に推計した。


2020年07月03日金曜日


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