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「大曲の花火」の代わりに…32の小中校で打ち上げ 子どもたちと業者へのエール

色とりどりの光の華が夜空を舞う「大曲の花火」=大仙市

 秋田県大仙市の全国花火競技大会「大曲の花火」の中止決定を受け、市は市内の全32小中学校でそれぞれ約200万円分の花火を打ち上げると発表した。新型コロナウイルスの流行に伴って休校が続いた子どもを励まし、大会中止で苦境にある市内の花火業者を支援する。
 市内4業者で構成する「大曲の花火協同組合」に委託し、小学校21校、中学校11校の周辺の河川敷や空き地などで8、9月、花火を打ち上げる。観覧は児童生徒や教職員、保護者、地域住民に限定し、十分な感染防止対策を講じる。
 各地の花火大会の中止で花火業者は収入が激減し、花火玉の在庫を多数抱える。老松博行市長は6月30日の定例記者会見で「学校単位であれば、花火を打ち上げても3密対策は可能だ。小中学生を元気づけ、花火玉の在庫を少しでも減らしたい」と述べた。
 大曲の花火の大会委員会は6月29日に73年ぶりとなる中止を決定。市は急きょ、花火業者への支援策を決めた。事業費は6500万円で新型コロナ対策の臨時交付金を充てる。事業費を含む本年度一般会計補正予算案を7日の市議会臨時会に提出する。


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2020年07月03日金曜日


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