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福島第2の廃炉計画審査開始

 原子力規制委員会は2日、東京電力福島第2原発1〜4号機(福島県楢葉町、富岡町)の廃炉作業の工程を示す「廃止措置計画」の審査を始めた。
 東電は44年の全工程を4段階に分け、それぞれの期間で実施する作業内容などを説明。第1段階(10年)では汚染状況の調査と除染を進める。タービン建屋などの施設の解体に着手する第2段階(12年)以降は作業の進展を踏まえ、具体的な手順や内容を検討する。
 貯蔵中の使用済み核燃料9532体は第2段階を終える22年以内に取り出し、廃炉完了までに再処理事業者に譲り渡す。東電は使用済み燃料の保管方法について、金属製の専用容器で空冷する「乾式貯蔵」を導入する考えを示した。
 規制委は、乾式貯蔵の運用開始時期や保管量などの概要を早急に示すよう要請。東電の担当者は「詳細は検討中で、立地自治体に説明し理解を得た上で進める必要がある。できるだけ早く規制委に説明できるようにしたい」と述べた。


2020年07月03日金曜日


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